Article

GitHub CopilotのAIモデル一覧【2026年4月】結局どれがいいかを用途別に解説

GitHub CopilotのAIモデル一覧【2026年4月】結局どれがいいかを用途別に解説
2026-01-10 AI駆動開発
監修者
ライトのアイコン
情報系学部出身。新卒でコンサル系SaaS開発部門→社内開発とSaaS開発を掛け持ち。GPT-3.5 Turbo時代からAIを活用し、ChatGPT/Gemini/Claude/GitHub Copilot/Cursorなどを使っています。

GitHub CopilotのAIモデル一覧【2026年4月】結局どれがいいかを用途別に解説

テーマとこの記事でわかること

2026年4月時点のGitHub Copilotは、GPT-5系、Claude系、Gemini系を含む複数モデルを選べます。先に結論を言うと、迷ったら AutoGPT-5 mini、重い実装や設計だけ GPT-5.4 / Claude Sonnet 4.6 に上げる運用がいちばん無理がありません。この記事では、まず使えるモデル一覧を表で整理し、そのあとに「結局どれがいいか」を用途別に絞って見ていきます。

先に一覧だけ見たい方向け

モデル立ち位置向いている用途
Auto最初の既定候補迷ったときの日常運用
GPT-5 miniいちばん扱いやすい標準枠コード生成、要約、軽いレビュー
GPT-5.3-Codex広い文脈を見たいときの本命複数ファイル実装、レビュー、テスト追加
GPT-5.4深い推論の主力重い設計、難しいデバッグ
Claude Haiku 4.5高速軽量枠反復作業、小さな修正、軽い相談
Claude Sonnet 4.6深い推論と説明の両立設計相談、比較検討、画面込みの相談
Claude Opus 4.7高額な最終判断枠最後の重い検討

結局どれがいいかだけ先に答えると

目的まず選ぶモデル
初心者が最初の1本を決めるAuto
日常の既定モデルを決めるGPT-5 mini
複数ファイルをまたぐ実装GPT-5.3-Codex
難しい設計やバグ調査GPT-5.4 または Claude Sonnet 4.6
軽作業を速く回すClaude Haiku 4.5
高コストでも深く考えたいClaude Opus 4.7

GitHub Copilotで使えるAIモデル一覧【2026年4月】

いまの Copilot は選べるモデルが多い一方で、古い記事をそのまま読むと判断を外しやすい状態です。Supported AI models in GitHub Copilot では、OpenAI / Anthropic / Google / xAI / fine-tuned を含む 20種類超のモデルが案内されていますが、見るべきなのは数よりも どのモデルがいま使えて、どれが提供終了したか です。

OpenAI系の現行モデル

モデルステータス有料プランの倍率
GPT-4.1GA0
GPT-5 miniGA0
GPT-5.2GA1
GPT-5.2-CodexGA1
GPT-5.3-CodexGA1
GPT-5.4GA1
GPT-5.4 miniGA0.33

Anthropic系の現行モデル

モデルステータス有料プランの倍率
Claude Haiku 4.5GA0.33
Claude Opus 4.5GA3
Claude Opus 4.6GA3
Claude Opus 4.6 (fast mode)Public preview30
Claude Opus 4.7GA7.5
Claude Sonnet 4GA1
Claude Sonnet 4.5GA1
Claude Sonnet 4.6GA1

Claude 系は、2025年後半から 2026年春にかけてかなり入れ替わりました。いまは単に Claude が使える では足りず、Haiku / Sonnet / Opus のどの世代か を見ないと判断しづらい段階です。

Google / xAI / fine-tuned の現行モデル

モデルステータス有料プランの倍率
Gemini 2.5 ProGA1
Gemini 3 FlashPublic preview0.33
Gemini 3.1 ProPublic preview1
Grok Code Fast 1GA0.25
Raptor miniPublic preview0
GoldeneyePublic previewNot applicable

Goldeneye のように倍率表が特殊なモデルもあるので、料金感は公式表を見直した方が安全です。Copilot のモデルは入れ替わりが速く、supported-models のページ自体にも利用可能なモデルは変わり得ると書かれています。

旧記事を読むときに読み替えたい提供終了モデル

2026年春にかけて提供終了したモデルはかなり多く、古い比較記事をそのまま読むとズレやすくなっています。

旧モデル提供終了日読み替え先
GPT-5.12026-04-15GPT-5.3-Codex
GPT-5.1-Codex2026-04-01GPT-5.3-Codex
GPT-5.1-Codex-Mini2026-04-01GPT-5.3-Codex
GPT-5.1-Codex-Max2026-04-01GPT-5.3-Codex
Gemini 3 Pro2026-03-26Gemini 3.1 Pro
Claude Opus 4.12026-02-17Claude Opus 4.6
GPT-52026-02-17GPT-5.2
GPT-5-Codex2026-02-17GPT-5.2-Codex

2025年内に提供終了した Claude Sonnet 3.5Claude Sonnet 3.7Gemini 2.0 Flasho1-minio3o3-minio4-mini も、今から比較対象としては外してよい段階です。

特に Claude 側で押さえたい変化は次の通りです。

変化日付いまの見方
Claude Sonnet 3.5 提供終了2025-11-06古い「Sonnet 3.5 推し」は読み替えが必要です。GitHub Docs 上の代替は Claude Haiku 4.5 です。
Claude Sonnet 3.7 / 3.7 Thinking 提供終了2025-10-23現在の Sonnet 系を見るなら Claude Sonnet 4.6 前提です。
Claude Opus 4 提供終了2025-10-23いまの Opus 系は Claude Opus 4.6 以降で見る方が自然です。
Claude Opus 4.1 提供終了2026-02-172026年4月時点で比較に出すなら Claude Opus 4.6Claude Opus 4.7 です。

Claude 側は、Sonnet 3.x をどう選ぶか という話ではなくなりました。いま見るなら、Haiku 4.5 / Sonnet 4.6 / Opus 4.6〜4.7 をどう使い分けるか が軸です。

GitHub Copilotは結局どれがいい?用途別おすすめ

先に答えを書くと、普段使いは Auto か GPT-5 miniコードベース全体を見る仕事は GPT-5.3-Codex深い推論は GPT-5.4 か Claude Sonnet 4.6軽い反復作業は Claude Haiku 4.5 です。高倍率モデルは頼れますが、毎日の既定にすると premium requests が一気に減ります。

自分なら、いまは次の順で選びます。

やりたいことまず選ぶモデル理由
迷ったらまず1つ既定を置きたいAuto1x超モデルを含まず、有料プランでは倍率が 10% 割引されるためです。
普段のコード生成、要約、軽いレビューGPT-5 miniGitHub公式比較でも一般用途の既定候補に入っており、上限を読みやすい含まれたモデルでもあります。
複数ファイルをまたぐ実装、agent的な作業GPT-5.3-CodexGitHub公式比較で一般用途の上位候補です。
難しい設計判断、複雑なデバッグGPT-5.4 または Claude Sonnet 4.6深い推論向けの代表です。
速く回したい軽作業Claude Haiku 4.5高速用途の代表で、有料プランの倍率は 0.33 です。
最後の重い検討Claude Opus 4.7強力ですが、2026年4月30日までは 7.5x です。日常常駐には向きません。

Free は試すには十分ですが、本運用の起点にはしにくい印象です。2,000 inline suggestions/月50 premium requests/月 で、chat はすべて premium requests として数えられるためです。日常的にチャットへ投げながら開発するなら、Student か Pro から入る方が無理がありません。

モデルは名前ではなくタスクで選ぶ

モデル名を追いかけるより、何をさせたいか で分けた方が運用は安定します。GitHub公式の AI model comparison も、実際はその見方に近く、一般用途、高速用途、深い推論、画像やUIを含む相談、という切り分けです。

<!-- ここに[Copilotモデル選択フロー]を入れる:Autoを起点に、一般用途・高速用途・深い推論・高倍率モデルへ分岐する簡潔なフロー図 -->

一般用途の既定は GPT-5.3-CodexGPT-5 mini

一般用途では GPT-5.3-CodexGPT-5 miniGrok Code Fast 1Raptor mini が候補です。最初の1本なら GPT-5 mini がいちばん扱いやすいと感じます。上限を読みやすい含まれたモデルでもあり、GitHub公式でも「most coding and writing tasks の reliable default」とされています。

複数ファイルにまたがる作業、テスト追加、実装方針の整理、レビューのように 少し広い文脈 を扱うなら GPT-5.3-Codex の方がしっくりきます。2026年4月時点では、古い GPT-5.1-Codex 系よりも、こちらを前提にした方が自然です。

速さ優先なら Claude Haiku 4.5

軽い質問、ユーティリティ関数、小さな修正、反復的な相談なら Claude Haiku 4.5 が使いやすい枠です。GitHub公式比較でも、高速な軽作業向けの代表として整理されています。

ただ、Haiku が常に最強 という話ではありません。Haiku は fast help with simple or repetitive tasks に強く、汎用の既定モデルや深い推論の本命とは役割が違います。既定モデルを1つだけ選ぶなら GPT-5 mini、軽作業を気持ちよく回すなら Claude Haiku 4.5 という分け方が分かりやすいはずです。

難しい設計やデバッグは GPT-5.4Claude Sonnet 4.6

複雑なリファクタリング、設計判断、複数ファイルの依存関係、段階的なトラブルシュートでは、GPT-5.4Claude Sonnet 4.6 が主力です。GitHub公式比較でも、どちらも深い推論向けの代表に入っています。

自分なら、構造化して詰めたい ときは GPT-5.4説明込みで比較検討したい ときは Claude Sonnet 4.6 を試します。どちらが上かを決めるというより、答え方の違いで選ぶイメージです。どちらも倍率は 1x なので、深い相談用の常備枠として置きやすいのも利点です。

画像やUIを含む相談では GPT-5 mini / Claude Sonnet 4.6 / Gemini 3.1 Pro

スクリーンショット、UI、図、画面遷移の相談では、GitHub公式比較は GPT-5 miniClaude Sonnet 4.6Gemini 3.1 Pro を挙げています。フロントエンドや画面起点のデバッグが多いなら、この3つは早めに触っておく価値があります。

注意したいのは、Copilot Chat のモデル切り替えコード補完モデルの切り替え は別だという点です。Chat 側を変えてもコード補完側は別設定です。ここを混同すると、「モデルを変えたのに補完の感じが変わらない」という誤解が起きます。

Free / Pro / Pro+ で何が変わるか

Copilot は、モデル名だけでなく どのプランか で使い勝手がかなり変わります。2026年4月20日時点の GitHub Docs では、premium requests は次の通りです。

プラン料金premium requests
Copilot Free無料50 / 月
Copilot Student無料300 / 月
Copilot Pro$10 / 月300 / 月
Copilot Pro+$39 / 月1500 / 月
Copilot Business$19 / ユーザー / 月300 / ユーザー / 月
Copilot Enterprise$39 / ユーザー / 月1000 / ユーザー / 月

追加の premium requests は 1 request あたり $0.04 です。

Free は試用向け、Student と Pro からが実用ライン

Free は 2,000 inline suggestions/月50 premium requests/月 です。しかも request の説明ページでは、Free では all chat interactions count as premium requests と明記されています。少し試すには十分ですが、チャットを普段から使う運用には足りなくなりやすいです。

一方、有料プランと Copilot Student では、GPT-5 miniGPT-4.1GPT-4o を使う inline suggestions と chat interactions が unlimited と案内されています。ここに毎月の premium requests 枠が上乗せされる構造です。学生なら Student、個人なら Pro が最初の実用ラインになります。

premium requests を使い切っても、有料プランは終わりではない

有料プランで premium requests を使い切っても、その月の残り期間に含まれたモデルを使い続けられる、と request の説明ページにはあります。ここは「上限に達したら何もできなくなる」と受け取りやすいので、先に押さえておきたい点です。

ただし、unused requests は翌月へ繰り越されません。今月余ったから来月に貯める ことはできないので、Pro と Pro+ のどちらが妥当かは、毎月の利用量で見た方がよいです。

Autoで十分な場面と手動で切り替える場面

2026年4月時点では、Auto は避ける設定 ではなく、むしろ最初の既定候補です。ここで主に指しているのは Copilot Chat の Auto で、GitHub Docs では全プランで利用可能とされています。システムの状態とモデルのパフォーマンスを見ながら選ぶ仕組みです。

Auto のメリットは、単に「勝手に選んでくれる」ことではありません。

  • rate limiting を受けにくい
  • latency と errors を下げやすい
  • 有料プランでは倍率が 10% 割引される
  • 1x を超える高倍率モデルを自動で選ばない

VS Code と JetBrains IDEs では一般提供、Visual Studio / Eclipse / Xcode では public preview です。この仕様なら、気づいたら高倍率モデルで溶ける という古い不安はかなり薄れます。日常の既定としては、まず Auto を置いてよい読者が多いはずです。

Auto のままでよい場面

  • まずは Copilot の使い分けに慣れたい
  • 既定モデルを毎回考えたくない
  • コストを抑えながら安定して使いたい
  • Pro / Student で日常運用を回したい

手動で切り替えた方がよい場面

  • 深い推論が必要で GPT-5.4Claude Sonnet 4.6 を明示的に使いたい
  • エージェント的な作業で GPT-5.3-Codex に寄せたい
  • UI や画像相談で Gemini 3.1 Pro を試したい
  • 最後の高難度検討として Claude Opus 4.7 を使いたい

結局のところ、Auto を既定にし、例外だけ手動で上げる という運用が、2026年4月時点ではいちばん回しやすい印象です。

2026年4月版のおすすめ運用パターン

ここまでの整理を踏まえると、実務での運用パターンは次のようにまとめられます。

個人で最初に始めるなら Student / Pro + Auto

最初に試しやすいのは、Copilot StudentCopilot Pro を前提に、既定を Auto にする形です。コストを読みやすくしながら、1x超モデルの誤爆も避けやすくなります。

必要に応じて、次のように手動で切り替えれば十分です。

場面切り替え先
普段のコード生成、要約、説明GPT-5 mini
複数ファイルの実装、レビュー、テスト追加GPT-5.3-Codex
難しい設計、バグ調査GPT-5.4 / Claude Sonnet 4.6
軽い質問を高速に回すClaude Haiku 4.5

Pro+ は「全部入り」ではなく「高倍率モデルを使う理由がある人向け」

Pro+ は premium requests が 1500 / 月で、full access to all available models in Copilot Chat と説明されています。ただ、使える常用した方がよい は別です。

Claude Opus 4.7 は 2026年4月30日までは 7.5x、Claude Opus 4.6 (fast mode) は 30x です。高倍率モデルは、結論を出す最後の数回 に絞る方が管理しやすいです。日常常駐は、やはり AutoGPT-5 miniGPT-5.3-CodexClaude Haiku 4.5 あたりで十分です。

Business / Enterprise は model policy と base / LTS を前提に考える

Business / Enterprise では、個人プラン以上に どのモデルが有効化されているか が重要です。2026年3月18日には GPT-5.3-Codex がベースモデルかつ LTS モデルに指定されています。

さらに GitHub Docs では、premium requests が尽きた場合や overage controls が無効な場合、GPT-4.1 にフォールバックすると説明されています。企業で標準運用を組むなら、GPT-5.3-Codex を標準線にしつつ、フォールバックは GPT-4.1 と見ておくのが現実的です。

まとめ

いまの GitHub Copilot は、一番強いモデルを固定する より、既定を軽く置いて、必要な時だけ上げる 使い方の方が回しやすいです。最初の1本は AutoGPT-5 mini、コードベース全体を見る作業では GPT-5.3-Codex、難しい設計やデバッグでは GPT-5.4Claude Sonnet 4.6、軽作業の高速枠として Claude Haiku 4.5。この整理だけ覚えておけば、日常運用ではかなり困りにくくなります。

明日から試すなら、次の順で触るのが分かりやすいはずです。

1. 自分のプランで Auto を既定にする

2. 日常の相談は GPT-5 mini を中心に試す

3. 複数ファイル作業で GPT-5.3-Codex を試す

4. 難問だけ GPT-5.4Claude Sonnet 4.6 に上げる

5. 月末に premium requests の消費を見て、Pro+ や overage が必要か判断する

参考リンク

この記事は役に立ちましたか?

皆様のフィードバックが、より良いコンテンツ制作の励みになります。

よくある質問

  • 追加の premium requests は最初から買うべきですか

    自分は最初からは勧めません。まずは Student / Pro / Business などの毎月の付与枠で、自分の使い方がどのくらい requests を消費するかを見る方が先です。Auto や含まれたモデルをうまく使うと、想像より減りが緩やかなこともあります。

  • 無料プランだけで十分ですか

    試用としては十分ですが、本運用の土台にはしづらいです。Free は chat = premium requests で 50 / 月なので、相談しながら開発するには足りなくなりやすいためです。学生なら Student、個人なら Pro を起点に考える方が自然です。

  • Chat のモデルを変えればコード補完も同じモデルになりますか

    なりません。GitHub Docs では、Copilot Chat のモデル変更はコード補完モデルに影響しないと明記されています。Chat 側とコード補完側は別で見てください。

最新記事