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codexでうまく開発できない?ちょっと待って、それは使い方が原因かも

codexでうまく開発できない?ちょっと待って、それは使い方が原因かも
2026-01-01 AI駆動開発
監修者
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情報系学部出身。新卒でコンサル系SaaS開発部門→社内開発とSaaS開発を掛け持ち。GPT-3.5 Turbo時代からAIを活用し、ChatGPT/Gemini/Claude/GitHub Copilot/Cursorなどを使っています。

codexでうまく開発できない?ちょっと待って、それは使い方が原因かも

はじめに|知ってるだけで精度にかなり違いが出る

「codex CLIを使ってみたけど、正直うまくいかなかった」

「なんかすごそうだけど、思った通りに動かない」

こう感じたことがあるなら、まず伝えたいのはこれです。

それ、センスや理解力の問題ではありません。

ほとんどの場合、codex CLI の使い方を知らないだけです。

AI駆動の開発は、「知っている前提」が少し違うだけで、結果の精度が大きく変わります。この記事では、codex CLI を使う前に最低限知っておきたい考え方を整理します。

codex CLI は便利だけど、いきなり使うと難しい

まず大前提として、codex CLI はかなり強力なツールです。

  • リポジトリ全体を見て判断する
  • ファイルを書き換える
  • コマンドを実行する

つまり、人間の代わりに開発作業を進める存在です。

その分、

  • 何も決まっていない状態
  • ふわっとした指示
  • 雑な使い方

をすると、「それっぽいけど違うもの」が出来上がりやすくなります。

codex CLI は“考えてくれる魔法の箱”ではありません。

モデルを初期設定から変えていない

いきなり codex CLI に実装を任せる前に、一段階クッションを置くのがおすすめです。

やることはシンプルで、

  • 何を作りたいのか
  • 何を使うのか
  • 何をしないのか

を、チャット感覚で整理するだけです。

この段階では、実装よりも「言葉にすること」を優先します。

推論量を最初から high にしている

codex CLI を使い始めたばかりの頃に多いのが、推論量を最初から high にしてしまうケースです。

high にすると一気にそれっぽい成果物は出てきますが、

  • なぜその設計になったのか分からない
  • どこで解釈がズレたのか追えない
  • 修正の仕方が分からない

という状態になりやすくなります。

これは high が悪いわけではなく、AIの挙動を理解しないまま使っているのが原因です。

最初は gpt-5.2 + low で、

  • 指示にどう反応するか
  • どこまで書けば伝わるか

を観察するところから始めるのが近道です。

一気に完成させようとしている

おすすめの進め方は、かなり地味です。

1. 小さな要件を出す

2. 出力を見る

3. ズレたら言い直す

4. 次に進む

これを繰り返します。

この過程で、

  • どんな指示だと誤解されるか
  • どこまで書くと伝わるか
  • 曖昧だと何が壊れるか

が、自然と分かってきます。

この工程を飛ばすと、後で codex CLI でも必ず詰まります。

agents.md を設定せずに使っている

codex CLI を使うなら、agents.md を設定しないのは明確なアンチパターンです。

codex CLI は作業を始める前に agents.md を読み、

  • 何をしていいか
  • 何をしてはいけないか

を前提として動きます。

つまり、agents.md がない状態は、

> 全部触っていい

と解釈されやすくなります。

最初から完璧である必要はありません。

  • このリポジトリの目的
  • 使う技術
  • 触ってほしくないもの

これだけでも書いておくだけで、codex CLI の挙動はかなり安定します。

要件を文章にせず、そのまま実装させている

codex CLI に実装を任せる前に、最低限これだけは言語化しておきましょう。

  • 何の言語で、何のフレームワークか
  • 何を達成するものか
  • 画面構成はどうなっているか
  • (使うなら)外部APIは何か

これを簡単なドキュメントにして渡すだけで、codex CLI の精度は一段階上がります。

このドキュメント作成自体も、汎用モデルと一緒に進めるのがおすすめです。

まとめ|AI駆動は「慣れ」が9割

AI駆動の開発は、才能勝負でもセンス勝負でもありません。

多くの場合、うまくいかない理由は

  • モデルを初期設定のまま使っている
  • 推論量をいきなり high にしている
  • 一気に完成させようとしている
  • agents.md を置いていない
  • 要件を文章にしていない

といった 使い方の問題 です。

codex CLI は、慣れと使い方がほぼすべてです。

  • 最初は gpt-5.2 + low
  • 小さく作る
  • 挙動を観察する
  • agents.md を置く
  • 徐々に任せる範囲を広げる

この流れを守るだけで、codex CLI は「難しいツール」からかなり頼れる相棒に変わります。

焦らなくて大丈夫です。まずは、正しい入口から始めましょう。

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よくある質問

  • Q. codex CLI は初心者には向いていないですか?

    向いていないわけではありませんが、最初の使い方を間違えると難しく感じやすいツールです。いきなり実装を任せるのではなく、gpt-5.2 + low で挙動を確認しながら段階的に使うことで、初心者でも十分扱えます。

  • Q. 最初から -codex 系モデルを使っても大丈夫ですか?

    技術スタックや要件が固まっていない段階ではおすすめしません。-codex 系モデルは判断範囲が広く、挙動も強めです。最初は gpt-5.2 を明示的に選び、ChatGPT に近い感覚で進める方が失敗しにくいです。

  • Q. 推論量はいつ high にすればいいですか?

    AIの挙動がある程度読めるようになってからです。low で「どう指示するとどう動くか」を把握していない状態で high にすると、ズレた結果を修正できずに詰まりやすくなります。

  • Q. agents.md は最初から書く必要がありますか?

    はい。完璧である必要はありませんが、何をしてよくて、何をしてはいけないかだけは最初に書いておくべきです。これがないと、codex CLI は広い範囲を自由に触ろうとします。

  • Q. 要件定義が苦手なのですが、どうすればいいですか?

    最初から人間だけで完璧に書く必要はありません。汎用モデルに質問してもらいながら、箇条書きで整理していくだけでも十分です。その文章を codex CLI に渡すことで、実装の精度が大きく上がります。

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